襖絵 うけたまわります

~江戸時代の絵師にあこがれて、活動を始めました~

ご自宅や店舗の襖や壁面に、お好みの絵柄をお好みの構成で直接一気に描き上げます。

特徴

  • どなたでもご依頼いただけます。
  • 全国どこでも絵師がご依頼主のご自宅や店舗に出向き直接一気に描き上げます。
  • 制作時間は襖一枚につき一時間~四時間(黒単色の場合)ほどです。
  • 柄入りの襖においても、元の柄を生かした絵図や構図を検討いたします。
  • 迫力を重視した絵図、やわらかな表情の絵柄、余白を生かした構図など、お客様のリクエストに出来得る限りの描くチカラで対応し制作させて頂きます。
  • 現場で制作しますので、絵師があなただけの絵を描きあげていく様子を直接お楽しみいただけます。
  • 襖一枚からご依頼承ります。

ふすま絵プロジェクトへの想い

「江戸時代の絵師が、一宿一飯のお礼に、あるお寺のふすまに絵を描いていった」
そんな昔の話を聞いて、江戸時代の絵師のよろこびや、自由さや、スピード感を強く感じました。

きっと、下絵もなく、想い付くままに描いただろう。
自分たちも、そんな風に描きたい。

そんな想いから、一般の方々に安価にふすま絵や壁画などを依頼してもらえるような仕組みを作りたいと考えました。江戸時代の絵師にならって、安価に設定しました。

絵師は描けば描くほど上手くなるとおもいます。精一杯描きます。
ご理解いただけて、お問い合わせ頂けましたら、ありがたいです。

<2016年4月 絵師・福井安紀>

画料

黒単色

23,100円 /襖一枚

  • 通常、黒単色で描きます。
    襖紙や壁紙の材質に合わせて墨やアクリル絵具、水性塗料などを使用します。黒以外の色をご希望の場合はご相談ください。
    襖一枚分の作業量の目安は一時間~四時間です。

-複数色を使用したプラン-

二色
29,700円 /襖一枚
  • 黒色×赤色、白×ベージュなど、二色を使用して描きます。襖一枚分の作業量の目安は二時間~四時間です。
複数色
66,000円 /襖一枚
  • 墨や複数色の水干絵具(日本画絵具)やアクリル絵具、水性塗料などを使用して描きます。襖一枚分の作業量の目安は五時間~十二時間です。
部分彩色
※別途お見積もり
  • 二色~複数色の間のプランで、ご予算に応じて複数色よりも色数や彩色部分を少なくして描きます。襖一枚分の作業量の目安は四時間~十時間です。

※特別プラン

金碧障壁画プラン
132,000円 /襖一枚
  • 江戸時代初期の狩野派のような豪華絢爛な襖絵を目指す特別なプランです。背景の金色は金箔ではなく金の絵具による着色となります。
    ※複数の絵師による対応となります。

※上記画料はオリジナルの絵図に限ります。江戸時代などの先人の作品を参考にした絵図をご希望の場合は別途お見積りが必要です。
※うづくりの板など通常の襖紙と違う材質の場合や、脚立や足場を必要する高所や天井へ描く場合、ずっと寝転んで描く必要があるような低所の場合は別途お見積りさせていただきます。上記金額の1.5倍~。
※特注サイズの襖や壁などへ描く場合は、1700mm×850mmを襖一枚分として計算いたします。

 往復の交通費

公共交通機関または車でお伺いいたします。公共交通機関の場合は派遣する絵師の最寄り駅から、車の場合は絵師の自宅からの計算となります。

 宿泊費

江戸時代の町絵師に憧れて活動しているため贅沢な宿は求めておりません。(日帰り可能な場合は宿泊費は不要です)
現地へ出向いての制作を基本としておりますが、絵師アトリエでの在宅制作をご希望の場合は環境構築・維持費として22,000円/日がかかります。

 その他諸経費

画材がとても多い時など、荷物を郵送させていただく事があります。また、海外からのご依頼の場合は描いた絵を輸送する費用が必要となります。

現在、絵師たちが多忙のため海外へ赴いての制作は中止しております。

黒単色

210 USドル /1㎡

  • 通常、黒単色で描きます。
    襖紙や壁紙の材質に合わせて墨やアクリル絵具、水性塗料などを使用します。黒以外の色をご希望の場合はご相談ください。

-複数色を使用したプラン-

二色

270 USドル /1㎡

  • 黒色×赤色、白×ベージュなど、二色を使用して描きます。
複数色

600 USドル /1㎡

  • 墨や複数色のアクリル絵具、水性塗料などを使用して描きます。

※上記画料はオリジナルの絵図に限ります。江戸時代などの先人の作品を参考にした絵図をご希望の場合は別途お見積りが必要です。
※うづくりの板など通常の襖紙と違う材質の場合や、脚立や足場を必要する高所や天井へ描く場合、ずっと寝転んで描く必要があるような低所の場合は別途お見積りさせていただきます。上記金額の1.5倍~。

 往復の交通費

公共交通機関でお伺いいたします。公共交通機関の場合は派遣する絵師の最寄り駅からの計算となります。

 宿泊費

江戸時代の町絵師に憧れて活動しているため贅沢は求めておりませんが、絵師が安全に過ごせる宿泊場所の提供をお願い致します。

 その他諸経費

プリペイドSIMなどの費用が必要になる場合があります。

絵師紹介

~絵師文化の復活を目指して~
 福井 安紀 
/ FUKUI Sadanori

『龍、草樹、リス、ネコ、幅広い画題を描きます。
江戸時代の絵師が描いたスピードと質を今の時代に少しでも反映できるように日々努力をしています。』

1970年 京都市伏見区 出身
京都教育大学特修美術科卒業
2016年 ふすま絵プロジェクト発案・立ち上げ

  • 1991年

    日展入選

  • 2013年

    兵庫・高砂神社能舞台に鏡板の松を制作
    埼玉・料亭福寿家の大広間に老松を制作

  • 2016年

    福島・鏡石鹿嶋神社御扉に神鹿図を制作

  • 2019年

    GOOD NATURE HOTEL KYOTOの客室141室のアクセント壁画を制作

京都、東京、名古屋、大阪、福岡、福島など各地で個展を150回以上重ねる。(2024年1月時点)
著書『職業は専業画家』『美の共感思考』(誠文堂新光社)。

出発地
京都府
対応プラン
黒単色二 色複数色
参考絵図

 武田 修二郎 
/ TAKEDA Shujiro

『御依頼者様に寄り添い、お互いに納得いく作品制作を心掛けております。
これまでの幅広い作品制作を活かして、様々な場所や素材にも制作出来ますのでご相談頂けますと幸いです。』

1976年 兵庫県 出身
京都精華大学大学院芸術研究科日本画分野修了
2018年8月よりふすま絵プロジェクト参加

  • 2010年

    日展特選

  • 2014年

    伊勢神宮 式年遷宮記念 神宮美術館 特別展

  • 2015年

    淋派400年記念 現代作家200人による日本画・工芸展

  • 2019年

    個展(京都高島屋)

他、個展、グループ展など多数。
現在 日展会友、日春展準会員、京都日本画家協会会員

出発地
滋賀県
対応プラン
黒単色二 色複数色
参考絵図

 木全 靖陛 
/ KIMATA Yasunori

『古典的な日本芸術の魅力に惹かれ、そこに現代的要素を盛り込んだ独自の日本芸術を追求しています。
龍神や虎、鷹、七福など日本古来の縁起モチーフを中心に、障壁画や襖絵など様々な場所や形式でお客様の御意向に沿った描画させていただいております。』

1976年 岐阜県多治見市 出身
名古屋造形デザイン専門学校(現あいち造形デザイン専門学校)卒業
2021年4月よりふすま絵プロジェクト参加

  • 2013年

    岐阜・虎渓山慈雲峰徳林院襖絵「雲龍図」奉納

  • 2015年

    岐阜県多治見市役所駅北庁舎4F陶壁「大雲龍図」制作

  • 2017年

    TOKYO CULTUART by BEAMS よりデザインTシャツ2種発売

  • 2018年

    MAGNET by 渋谷109にて壁画「月光波金龍図」製作

個展、壁画、襖絵製作等多数。またライブペイントパフォーマンスを日本国内をはじめ、海外でのイベントに多数出演。

出発地
岐阜県
対応プラン
黒単色二 色複数色
参考絵図

 前田 有加里 
/ MAEDA Yukari

『身近にある野の花や草を描く事を得意としていますが、色々な画題にも挑戦いたします。
日々の生活の中にあって、そっと寄り添えるような絵を残せたらと考えております。』

1981年 石川県金沢市 出身
京都造形芸術大学日本画コース卒業
2022年6月よりふすま絵プロジェクト参加

  • 2018年

    上海アートフェア

  • 2019年

    工芸とアートの金沢オークション

  • 2021年

    個展(神奈川・大磯)

他、個展、グループ展など多数。現在は鎌倉を中心に金沢、京都などでも活動中。

出発地
神奈川県
対応プラン
黒単色二 色複数色
参考絵図

 向條 英梨奈 
/ MUKAIJO Erina

『浮世絵や墨絵の研究をしておりました。古典と現代のイメージを持ちながら龍など幻想動物、縁起物、花鳥風月をジャンルレスに描きます。ご依頼主様のイメージや場所、素材などに合わせて精一杯描かせて頂きます。』

1986年 千葉県 出身
東京藝術大学院美術研究科絵画科版画専攻卒業
2024年2月よりふすま絵プロジェクト参加

  • 2019年

    MvVO AD ART SHOWS (New York市内デジタルサイネージ展示)

  • 2021年

    月刊「アートコレクターズ」7月号掲載

  • 2022年

    サンワカンパニーアートアワード ファイナリスト

  • 2023年

    Study:大阪関西国際芸術祭 Art Living展示

墨絵でのライブパフォーマンス、イベント出展、壁画制作、グラフィックアート、ジュエリー制作等ジャンルを問わず幅広く活動中。

出発地
大阪府
対応プラン
黒単色二 色複数色
参考絵図
 絵師について

絵師によって得意なジャンルがあります。絵師が一期一会で描く姿を楽しんでいただく事を希望しております。

ご依頼について

 おおまかな流れ
まずはお電話やメールにてお気軽にお問合わせください
制作する空間やお好みの絵柄などについてお聞かせください
ご要望や想いを元に絵師が簡単な図案を制作します
合意を得られましたら日程を調整します
絵師がご自宅や店舗へ出向き制作します
完成後、お引渡しとなります
 図案について

ふすま絵プロジェクトでは、図案に綿密な下絵は制作しておりません。現場を見ていない段階の打ち合わせで描いた下絵に左右される事なく、現場に合わせた最良の絵を描きたいためです。

<図案と完成した襖絵の例>

「上空を舞いながら白河の街を見守る龍」というご希望でした。実際に白河の街を見て回り、街を具体的に知る事によって白河小峰城や南湖公園など白河の街の名所をリアルに描く事ができました。

椅子座の空間なので襖の下の部分は波の余白を多くし、窓から差し込む光に合わせて龍の身体を描きました。描いている途中、依頼主から窓の外に見える竹との連動を考えた竹のモチーフを追加するリクエストがあり応えました(襖右端)。

 ご依頼・お問合わせはこちら
《ふすま絵プロジェクト事務局・アートギャラリー北野まで》

※ご注意:ご依頼いただいた絵図は、より良くなるように精一杯描かせていただきますが、いかなるご理由でも絵の取り消しや復帰は出来ません。ご理解いただいた上で、ご依頼を頂けますようお願い申し上げます。

過去の制作事例

宿坊の襖に「一本桜と龍ふたり」
日本料理店の襖に「龍」
襖に「南洋大鯨図」
襖に「秋の色草(種)」
日本料理店の襖に「松と雀」
鰻屋の襖に「鶴ヶ城」
襖に「蓮」
襖に「二頭の龍」
襖に「千曲川四季図」

media掲載

2024.5.13
北陸中日新聞さまに取り上げていただきました。

2024.2.24
タウンニュースさまに取り上げていただきました。

2024.1.18
佛教タイムスさまに取り上げていただきました。

2022.9.10
山陰中央新報さまに取り上げていただきました。

2022.4.18
朝日新聞さま(大阪本社版)に取り上げていただきました。

2022.4.15
朝日新聞さま(東京本社版)に取り上げていただきました。

2022.4.9
信濃毎日新聞さまに取り上げていただきました。

2020.6.18
NHK福島さまに取り上げていただきました。

2020.6.17
福島民報さまに取り上げていただきました。(ウェブ版より)

2020.6.17
福島民友さまに取り上げていただきました。

2020.5.12
京都新聞さまに取り上げていただきました。

2020.4.20
産経新聞さまに取り上げていただきました。

2020.4.14
NHK京都さまに取り上げていただきました。

2020.1.22
夕刊三重さまに取り上げていただきました。

2018.12.25
毎日新聞さまに取り上げていただきました。

2018.12.24
福島民報さまに取り上げていただきました。

美術協力

映画「太陽がしょっぱい
劇中に登場する襖絵を制作させていただきました。
担当:福井

お知らせ

  • 2024年10月1日
    お米の値段が上昇しているため画料を値上げしまた。
  • 2024年2月29日
    絵師 向條英梨奈が新たに加入しました。どうぞよろしくお願いいたします。